| Xeon 3085の評価 |
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Xeon 3085(3.00GHz)とSupermicro X7SBiの組み合わせで、Linuxカーネルのコンパイルを行い消費電力、性能を調べてみました。 評価環境機器の構成
ソフトウェアの環境実験環境のカーネルのバージョンと、gccのバージョンは以下のとおりです。 $ uname -a
評価方法次のような方法で評価を行いました。
測定結果処理時間次の表は、カーネルのコンパイルにかかった時間と、CPUの使用率を表したものです。CPUの使用率は、「(ユーザー時間+カーネル時間)/実際にかかった時間」を計算したものです。同時に実行するタスク数(-j?の値)が1の場合と2以上の場合で大きく離れています。やはりデュアルコアのCPUなので、同時に2つ以上実行することで全ての処理能力を発揮するこてができるようです。
消費電力次のグラフは、カーネルのコンパイルを連続して実行したときの、消費電力を表したものです。並列数は左からそれぞれ[1, 1, 2, 4, 8, 10, 12]です。それぞれのコンパイルの間には 4分間の休憩時間があります。 CPUアイドル時の消費電力は0.91(A)で、コンパイル時のピーク電流はn≧2のとき約1.32(A)であることが分かります。アイドル時とピーク時の差は0.41(A)です。 上のグラフのそれぞれのコンパイル時のグラフを重ねて表したものが、次のグラフです。同時実行なし(-j1)で実行した1回目と2回目は消費電力が低く、それ以外(n≧2)は全て同じような消費電力になることが分かります。 Xeon 3070との比較以前行ったXeon 3070のテスト結果と比較してみます。 Xeon 3085とXeon 3070とのクロック比は、3.00(GHz)/2.66(GHz)=1.13になっています。 処理速度まずはmake -j1の場合を比較してみます。それぞれ一回目の実験の値を見ます。 Xeon3085は3分27.75秒、Xeon3070は3分54.50秒で、 Xeon3070を1とした時のXeon3085の処理速度を計算すると、 Xeon3070の実行時間(234.5s)/Xeon3085の実行時間(207.75)=1.13で、ほぼクロック比と等しくなっています。それ以上の場合についても、やや比率が少なくなってはいますが、大体クロック数に比例して処理速度も向上している事が分かります。
消費電力今回の実験ではコンパイル時のピーク電流は約1.32(A)でした。前回の実験では、 3070のピーク電流は約1.31(A)ですので、ほぼ等しいと言えるでしょう。また、アイドル時間の消費電力についても、今回は約0.91(A)、Xeon 3070の数値は約0.92(A)でしたのでこれもほぼ等しいと言えます。Xeon3070もXeon3085も TDP(Thermal Design Power)は同じく65(W)であるので、その点から考えればこの結果に関しては当然であるとも考えられます。 まとめ消費電流に関しては、クロック周波数が1.13倍になってにも関わらず Xeon 3070とXeon 3085はほぼ等しいという結果でした。 ピーク時の処理速度では、Xeon3085に関してもクロック数に応じた性能が出るという結果となりました。
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| 最終更新 2008年 5月 30日(金曜日) 00:51 |

