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(CPUの処理性能と消費電流のまとめの記事はこちらに移りました。)
今回は1台分の1U筐体に、二台のサーバーが入っている、という 特殊なサーバーについて性能や消費電流の計測をしてみました。 搭載されているCPUは、片方がXeon X3360(クアッドコア)、 もう片方がPentium Dual-Core E5200(デュアルコア)です。
評価環境機器の構成筐体の中にはいっている、二つのユニットをそれぞれAとBと呼ぶことにします。
ソフトウェア実験環境のLinuxカーネルのバージョンと、gccのバージョンは以下のとおりです。
$ gcc -v 測定方法このマシンはファンや電源など、一部の部品をAとBの二つのユニットで共有しています。 そこで、その「共有部分」は、少なくとも片方が動いていれば動作し、 さらにその消費電力は常に変わらないと仮定し、
の三つの動作状態関して消費電力を測定し、それぞれの部分(Aのみ、Bのみ、共通部分のみ)について推定消費電力を算出します。 それぞれの状態に関しての計測方法は今までと同じように、以下の手順で行いました。
測定結果処理時間
上の表は、カーネルのコンパイルにかかった時間と、処理時間の表です。 CPUの使用率は、「(ユーザー時間+カーネル時間)/実際にかかった時間」を計算したものです。 以前の評価結果と同様に、CPUのコア数(Aの方は4コア、Bのほうは2コア)と同数以上の同時実行数で 最大の性能が出ています。 A側に関して、以前Xeon X3350を計測した結果(http://www.clustcom.com/content/view/139/32/)と比較してみます。 X3350の結果と比較すると、今回の方がやや早い、という結果が出ています。 コンパイル時間の比(X3350÷今回の数値)は、例えば同時実行数が12のとき1.11、クロック周波数の比は1.08なのでほぼ一緒です。 この差は、クロック周波数の差から発生していると考えられます。 つまり、通常のサーバーと、今回のサーバーの片方では、性能的な差はあまりないと考えても良さそうです。 消費電流カーネルコンパイル中の消費電流のグラフを示します。
まずはA側のみを動かしている状態で計測したグラフです。
次に、B側のみを動かしている状態で計測したグラフです。
最後に、A、Bの両方同時に動かして、両方とも何もしていない時のアイドル時電流と、 両方同時に、実行数12でカーネルコンパイルしているときの消費電流を調べました。 結果は、アイドル時が1.44(A)、ピーク時(コンパイル時)が2.21(A)。 それぞれの部分の消費電流
上記の結果から、それぞれの部分(Aのみ、Bのみ、共有部分のみ)の消費電流を計算してみました。
これを見ると、共通部分の消費電流は、アイドル時でもピーク時でもおよそ0.7(A)で、比較的割合が大きいことが分かります。 まとめ今回のサーバーは、1Uで2台分使うことが出来ます。 速度を比較してみると、計算性能の面では、通常の1Uと大きな差はないという事が分かります。 しかし、消費電流が大きな部分が、共有部分になっているので、 2台別々にサーバーを用意するより、大幅に省電力ということになります。
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| 最終更新 2009年 1月 19日(月曜日) 23:20 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


CPUアイドル時の消費電流は1.13(A)、ピーク時は1.65(A)です。
CPUアイドル時の消費電流は1.03(A)、ピーク時は1.24(A)です。